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【妊娠中のトラブル】妊娠6カ月目に腎盂腎炎で入院した話

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出産・育児

妊娠は様々なトラブルがつきものです。

私は2度の妊娠・出産を経験していますが、産前・産後トラブルもそれぞれ経験しました。

この記事では、私が経験した中で一番つらかった腎盂腎炎の体験談を書いていきます。

現在、治療中の方、予防法も紹介するので、妊娠中やこれから考えている方にも参考になればうれしいです。

妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby

妊娠中のトラブル…腎盂腎炎と予防法

この記事を書くにあたり以下のサイトを参考にしました。

腎盂腎炎の病態についての説明は省きますのでご参照ください。

症状

腎盂腎炎の症状

  1. 38℃以上の発熱
  2. 悪心・嘔吐
  3. 悪寒
  4. 背部痛

腎盂腎炎は膀胱炎の悪化によっておこることが多いようです。

頻尿血尿排尿時痛残尿感などの膀胱炎の症状にも注意が必要です。

予防法

  • 水分摂取を意識する
  • トイレを我慢しない
  • 仰向けを控える
  • 甘いものを取りすぎない

予防法①十分な水分摂取

水分を摂取し、しっかり排尿することが大切です。

妊娠中は普段より水分が多く必要になるので、普段の飲水量が少ない人は、特に水分摂取を心がけてください。

一日2Lが目安です。

予防法②トイレを我慢しない

トイレを我慢してしまうと、菌が繁殖したり、たまった尿が尿管を逆流する原因となってしまいます。

妊娠中は頻尿になりやすく、仕事をしていたりすると我慢したくなってしまう気持ちはありますが、トイレは我慢しないようにしましょう。

予防法③仰向けを控える

お腹が大きくなってきてから、仰向けで寝ることで、背中側にある尿管を圧迫してしまい、尿の流出が悪くなってしまいます。

できるだけ左右どちらか横向きに寝ることを心がけましょう。

予防法④甘いものをとりすぎない

甘いものを摂取しすぎると、尿中に糖分がでてしまい、菌が繁殖しやすくなるようです。

妊娠中、特に後期は甘いものが食べたくなる方も多いと思いますが、摂取し過ぎには注意しましょう。

本当につらかった…腎盂腎炎の体験

妊娠中ってマイナートラブルが多くて、辛い人も多いのではないでしょうか。

息をしてるだけでも疲れるし、わたしは妊娠期を楽しめないタイプです。

そんな私が特につらかったのが、この腎盂腎炎になった時です。

大体、点滴などをして1週間ほどあれば治るようなのですが、私は1か月かかりました。

最初の症状は嘔吐

私の最初の症状は嘔吐でした。

当時、出勤準備しているとき、突然吐き気を感じ嘔吐しました。

その後少し寒気も感じたので、熱を測ると微熱がありました。

病院を受診し、その日は点滴をして帰宅しました。

帰宅後、熱が上がったので翌日に再受診し、検査の結果、腎盂腎炎ということで入院となりました。

5日間の入院

その日から5日間抗生剤などの点滴の投与をしました。

薬が切れるたびに激しい悪寒(夏なのに布団2枚がけしてもおさまらないくらい)と嘔吐と39℃台の熱があり、薬を飲むと熱が下がるの繰り返しでした。

食事をとっても、悪寒のたびにすべて吐いてしまうので食欲もなくなり、後半はほとんど食べれなかったです。

症状は全然治まらず、総合病院へ紹介となりました。

完治まで1カ月

総合病院でより詳しく検査をしてもらいましたが、入院の必要がなかったため、内服薬を処方してもらって帰宅しました。

そのあとも症状は変わらず、約1か月つづきました。

どこにも行けず、何もできず、症状も辛くて、精神的にも病みました。

ネットで検索しても、1週間で治ったような話しかなく、「なんで私はなおらないの」ってほんとうに辛かったです。

39℃ほどの熱を1日に何回も出していたので、赤ちゃんのことも心配でしたが、元気に動いてくれていたことが唯一の救いでした。

現在のところ特に影響を感じずに過ごせています。

さいごに

私は症状も強く期間も長かったので、治療中はかなりつらかったし、先が見えない不安がありました。

でも必ず治ります。

今治療中の方、すごく辛いと思いますが、がんばっください。

この経験があったので第2子の時はかなり気をつけました。

もともと飲水量が少なくトイレも遠いので、意識して水分をとり、トイレにも行くようにしました。後は、寝るときは常に横向きを意識しました。

そのため第2子のときは何事もなく乗り切れました。

膀胱炎・腎盂腎炎はある程度予防できる病気だと思います。

自分のために、そして一番はお腹の赤ちゃんのために、予防法を実践してみてください!

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