この記事では長男が熱性けいれんになった時から現在までの経過の記録と対処法を紹介していきます。
子どもの熱で怖いもののひとつが熱性けいれん。けいれん発作は何度見ても慣れるものではありません。
長男は1歳半で熱性けいれんを発症し、発熱時には予防投与をしていました。3歳までに5回のけいれん発作をくりかえしましたが、現在まで、1年以上発作が出ていません。
「いつまで続く?」「発達の影響は?」など不安を感じているママさんも多いと思います。
あくまでうちの長男の経過ではありますが、少しでも参考になればと思います。
妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby熱性けいれんとは…
※わかりやすく言うと急激に体温があがることによって脳が”バグ”を起こしているような感じです。
簡単にポイントをまとめました。
熱性けいれんについては、他の専門的なサイトのほうが詳しく記載されているので、調べてみてください。
覚えておいてほしい対処法
けいれんの対処法でやってほしいのは以下の2点です。
「なぜ動画を取るの?」と思われるかもしれませんが、これ結構大事です。
けいれんの診断には、けいれんの種類と持続時間がとても大事ですが、実際に子どもがけいれんを起こしたときに冷静に観察できて、かつ、それを医師に正確に伝えることができるママってどのくらいいるでしょうか。小児科で看護師としては働いていた私でも、自分の子どものけいれんは少しパニくります。
動画をとっておけば、医師に見せるだけでいいですし、時間も自動的に測れます。
できるだけ動画はとってほしいです。
あとはとりあえず救急者を呼んでください。
長男の熱性けいれんと予防投与
長男の熱性けいれんの経過
1歳6か月:初めてのけいれん→医師より繰り返す可能性があると説明あり
1歳8か月:2回目のけいれん⇒病院受診後3回目のけいれん
2歳:4回目のけいれん
3歳:5回目のけいれん
長男の初回のけいれんの場合は、けいれんの震え自体は5分くらいでしたが、そのあと意識が戻るまでにやや時間がかかりトータルで20分と少し長めのけいれんでした。そのため医師から、繰り返す可能性があると説明を受けていました。
その約2か月後、明け方に2回目の熱性けいれんがありました。朝一でかかりつけのクリニックを受診し、発熱時の予防投与が開始になりました。自宅で坐薬を投与するよう指示をもらい、帰宅途中の車内で3回目のけいれんがありました。
2歳の時に4回目のけいれんがありましたが、これは予防投与が遅れたためでした。
3歳の時のけいれんは、熱がないけいれんでしたが、数分だったこともあり、かかりつけの病院を受診し、経過観察となりました。初めて熱がないけいれんだったので不安もありましたが、現在まで特に問題なく過ごせています。
5回目のけいれんを最後に現在まで1年以上けいれんは起きていません。
発達等に関しても指摘されたことはなく、特に問題も感じていません。
予防投与について
けいれんを繰り返す場合は、発熱したらダイアップ坐薬を使って予防投与をします。
長男の場合は37.5℃以上で1個使用、8時間後38℃以上続く場合は2個目を使用していました。
3個目は原則使用しません。
原則、1〜2年以上けいれんが起きない場合は予防投与を中止するようです。
*予防投与の使用や中止については必ず医師に相談し、医師の指示に従ってください。
予防投与中の困った場面
一番は医師の指示です。こんな場面もあるのかくらいに読んでください。
あらかじめ医師に聞いておくことをおすすめします。
①8時間後の熱が38℃まで上がらなかった時
→様々なサイトを見ましたがはっきり書いてあるところはなかったです。ただ、熱が38℃まで上がらなくても2個目を使用すると書いてあるところもあり、問題なさそうなので、私は微妙な熱の時も2個目を使用していました。
②2個目を使ったあと解熱し、再度発熱した時
→発熱の考え方として、解熱して24時間以上あいたら別の発熱と判断するようです。予防投与は2個目を使用すると36時間〜1週間ほど効き目があるようなので、私の場合は36時間以上空いていて、かつ明らかに新しい発熱の場合は使用することもありました。
まとめ
長男の熱性けいれんの経過と対処のポイントなどをまとめてみました。
三者三葉の経過があるので、絶対に○○とはいきませんが、少しでも誰かの参考になったり、不安が和らいだらいいなと思います。
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